キュレーションサイトでゴミ記事を書いていた経験*記事の書き方の雑さがすごいです。
更新日:2020年6月20日
こんにちは、ふなさんです。
今回は、キュレーションサイトの記事がゴミだと言われてしまう理由について考えていきたいと思います。
キュレーションサイトでライターをしていた話
私は以前、キュレーションサイトでライターをしていました。
自分から仕事に応募したわけではなく、スカウトの声がかかったためです。
普段からキュレーションサイトを読むことが多かったため、楽しそうだなと思い引き受けました。
確か、文字単価は0.2円でした。 5000文字の記事を書いても1000円しかもらえませんが、初心者だったためあまり気にしませんでした。
私が担当していたのは、お文字芸能人のファッションや髪形についての記事です。
正直、芸能人についての知識は全くと言っていいほどないため、「なんで私が…」と思いました。
キュレーションサイトの雑な記事の作り方
芸能人についてなんて何も知らないんだけど…と思っていましたが、記事の書き方を聞いて納得しました。
芸能人についての知識がなくても、他の記事を読んだりSNSから拾ってくれば良いのです。
パクリじゃん!?と思いますよね。そう、ほぼパクリなんです。
記事を書く際に、発注者からはこのように指示されました。
・必ず「このファッションは○○で注目されている」というように断定口調で書くこと。(そのような情報がなくても)
・検索して出てきた記事を、パクリにならないように言い換えたりして情報を抜き取ること。
この時点でかなりアウトですよね。
注目されていないものを「注目されている」と書かないといけなかったり、他の記事をまねするよう強要されたり。
キュレーションサイトの記事の書き方の雑さをまとめると、こんな感じです。
・知らないことについて、いかにも知っているかのように書く。
・他のサイトの情報をパクる
・SNSの写真は勝手に引用してOK
・人気ランキング等は捏造してよし
キュレーションサイトのSEO対策は?
キュレーションサイトの記事は、ゴミと言われながらも検索順位の上位になっているものが多いです。
キュレーションサイトでは、ライターに対してキーワード(十数種類くらい)を何個記事中に含めれば良いのかを指定しています。
例えば、ファッションについての記事で白いブラウスを紹介する場合、「白」「ホワイト」「ブラウス」「夏」「ファッション」…のような単語をとにかく記事中にちりばめます。
1単語当たり30個程度入れなければいけないものもあり、「この単語だけで記事が完結しちゃうじゃん」なんて思っていました。
その結果、ライター側もキーワードをちりばめることだけに全力を尽くし、内容のスカスカなゴミ記事を量産してしまうのです(経験済み)。
結論:キュレーションサイトの記事は信じないでください
全てのキュレーションサイトが、このように雑な記事作成をしているわけではないと思います。
ただ、読んでみて「この情報の出どころはどこなの??」と思うようなことがあれば、あまり信じないほうが良いです。
ライターが適当に作った情報かもしれません。
コスメ紹介やファッション紹介などは、ライター自身が実際に使ったことのないものだったりします。