【ヘルプマーク】嫌がらせをされる?バスや電車で不便に感じたこと【体験談】
こんにちは、ふなさんです。
今回は、わたしが普段つけているヘルプマークについてお話したいと思います。
私は中学生のときに病気をして、杖で生活しています。見た目では病気がわからず、急に意識を失ったりした場合に周りの人の助けを得られないかもしれません。
緊急事態のときに助けてほしい、という意味を込めてヘルプマークをかばんにつけています。
インターネットで検索してみると、ヘルプマークをつけていたことで嫌な思いをしたことがあるという人が多いように感じました。
ヘルプマークだけでなく、マタニティマークなど他のマークでも同じことが言えるかもしれません。
①電車で嫌がらせをされることは多い
特にスーツを着た男性に多い気がするのですが、ヘルプマークを見た上でわざとぶつかってきたり、杖に脚を引っかけたりされます。
中には暴言を吐き捨てていく人もいます。 ぶつぶつと文句を言われたりするときは、何ですか?と冷静に返答するとやめてもらえたりします。
先日電車に乗っているときに、ヘルプマークではないのですが、マタニティマークをつけた女性の方に向かって舌打ちをする人を目撃しました。
けっこう衝撃でした…。席の前に立ったことが嫌だったのかもしれませんが、それを表に出すのは良くありません。
②高齢者に注意される
電車で座っていたら、知らないおじいさんに「若いのに、杖なんかついて。席に座って恥ずかしくないの?」と言われたことがあります。
ヘルプマークについても、「仮病でしょ?若いんだから、そんなの必要になるわけがない」と。
見た目では明らかにその人のほうが元気そうでした。
自分が座りたいのに座れなくて、いらいらしていたのかな?と思いますが、八つ当たりはちょっと嫌です(^_^;)
③優先席で譲ってもらえることはほとんどない
私はできる限り優先席には近づかないようにしています。
優先席で譲ってもらえたことはほぼゼロに近く、普通席のほうが座れる確率も高いです。
普段から極力座れる時間帯の電車に乗るように心がけていますが、混雑している時の電車はしんどいです…。
④席を譲ってもらうためにつけているわけではない
ここまで書くと、「席を譲ってもらうためにヘルプマークをつけているの?」と思われそうですが、そのようなことは全く考えていません。
極力自力で席を確保していますし、座れないときはできるだけドアの横などの席を譲られない位置に立ったりします。
あくまでも、ヘルプマークは緊急時に助けてもらえるようにつけているものです。
たまに、「見せつけてるの?」などと言ってくる人がいますが、そのようなつもりはありません。
ツイッターなどを見ていると、「ヘルプマークをつけているのに席を譲ってもらえない!」という人がいますが、正直それは甘えだと思っています。
元気に見える人の中にも、体調の悪い人や自分と同じように目に見えない障害を抱えている人がいるかもしれません。
電車で先に座っていた人は何かしらの努力をして席を確保しているのでしょうし、その席を譲れというのは少々厚かましいように思います。
⑤おわりに
色々と書きましたが、ヘルプマークをつけている人が特別扱いされないといけないということはまったくないと思っています。
しかし、ヘルプマークをつけているからといって嫌がらせをする対象にされるのは嫌だなと思います。
元気な人もそうでない人も、お互いに思いやりを持てる世の中になるといいなと願っています🌷