更新日:2020年6月20日
こんにちは、ふなさんです。
私は小学校4年生のときに、日本からアメリカのカリフォルニア州へ引っ越しました。
その引っ越しをきっかけに毎日日記をつけるようになり、今まで10年間継続してつけています。
日記をつけると良いことがたくさんあるという話はネット上でよく耳にしますが、実際に書いていて良かったと思うことがいくつかあります。
今回は、
・続けるコツ
・日記に書く内容
について話していきたいと思います。
日記をつけることに興味を持っているけれど、何を書いて良いのかわからなかったり継続できるか不安だったりする人の参考になると嬉しいです。
①毎日の日記に書いていること・内容
私は、はっきりとした目的があって日記をつけているわけではありません。
始めたきっかけは、「アメリカでの生活を思い出として残しておきたい」と思ったことです。
実際、10年も前に経験したことは、すぐに思い出すことは難しいのではないでしょうか。
日記を読み返していると、小学生のときに好きだった遊び・中学生のときの淡い恋心・高校生のときの部活動など、青春の思い出がはっきりと思い出されます。
思い出を残すために写真を撮ることがありますが、文章でそのときの気持ちを残しておくことも素敵だと思います。
私の過去の日記を読み返してみると、
・電車で双子の赤ちゃんを連れたお母さんをみて、大変そうだなと思った
・電車で年配の方に席を譲ったら、私の杖をみた他の方が席を譲ってくれた
というような、なんてことのない日常の出来事を日記に綴っていました。
心が暖かくなったり、逆に嫌な気持ちになったり、そういった感情の変化があった場面を残しておくと、「あのとき、こんなことがあったな」と思い出すことができます。
②日記を書いていてよかったと思うこと
毎日日記を書いていて良かったと思うことは、
・嫌なことがあったときに、気持ちを整理することができる
・昔の自分を知らない人に、自分がどのような人生を送ってきたのかを伝えることができる
・懐かしい思い出を文章で残せる
ということです。
写真を眺めて思い出に浸るのと同じように、日記を読み返すことで「あのとき、こんなことして楽しかったな」と懐かしい気持ちに浸ることができます。
大切な人ができたときに、「私はこんなふうに過ごしてきたんだよ」と教えることができます。
自分の生活して作り上げてきたものを残しておくことができるところが、日記の良いところだと思います。
③毎日書かないといけないわけではない
日記は毎日つけるものというイメージがありますが、私は2〜3日に1度くらいの頻度で日記をつけています。
何もしていないは特に書くこともないですので、日記は書きません。
無理して書いていても、おそらく続かないです。
多少は自分に甘く日記をつけることで、ゆるく長く続けていくことができます。
④ネガティブなことも書いていい
日記を書くのは、「これはどうしても残しておきたい!」という気持ちになった出来事があったときか、イライラしていたり嫌なことがあったときです。
「日記にはネガティブなことではなくポジティブなことを書くべき」という話を耳にすることがありますが、私はネガティブなことも書いても良いのではないかと思います。
確かに、あとから読み返して「あのときはこんな嫌な気持ちになったんだったな…」と思ってしまうこともありますが、その場合はそこの部分を消しておけばいいだけ。
日記を書いているときは、気持ちを文字にすることでイライラが落ちついたり、リラックスした気持ちになれたりします。
私がいつも書いている内容も紹介しましたが、半分は良かったこと、もう半分は悪かったこと、というくらいの割合でネガティブなことも書いています。
ネガティブなことは書きたくない!という人は、ネガティブなことを書くためのノートとポジティブなことを書くためのノートを分けて用意すると良いと思います。
嫌な気持ちも日記に吐き出して、すっきりした気持ちになりましょう。
⑤後から書くのはやめたほうがいい
個人的な意見ですが、その日に書けなかった分を他の日に書くのは極力やめておいたほうがいいです。
どうしてもこれは書いておきたい!ということが後から出てきた場合などは書き足しても良いと思いますが、3日分をまとめて書いたりなどはおすすめできません。
私も一時期スマホに書き溜めておいて、あとから日記帳に書き写すということをしていたのですが、その日そのときに味わった気持ちは薄れてしまっています。
私にとっての日記は、その日の出来事を気持ちが薄れないうちに書きとめておくためのものです。
後から思い出しながら書いたのでは、その瞬間の気持ちを表現することは難しいです。
もちろん、日記に求めているものや書く目的は人それぞれですので、「私は後から書きたい!」という人はそれで良いと思います。
⑥まとめ
・無理して毎日書こうとしなくても良い
・ネガティブなことも書いて良い
・後から書くのではなく、できるだけその日に書く
100年後、200年後まで自分の書いた日記を残しておくことは難しいかもしれませんが、将来誰かが読んでくれるかもしれないと考えると、ちょっとワクワクします。